mruby の動作 mruby の実行基盤であるRiteVMは、Rubyスクリプトを逐次解釈して実行するのではなくコンパイル結果のバイナリコード(Rite中間表現)を直接実行する。
Rite中間表現をバイナリ出力したものがmrbファイル(Riteバイナリファイル)。
mrbgem とは mruby にライブラリを追加するための仕組み。mruby は require などで動的にライブラリを読み込めないので、mruby ビルド時に組み込む必要がある。 追加する際は、build_config.rb に追記してビルドする。
なお、mrbgem の実装には、以下3パターンがある。
C拡張 Ruby拡張 C & Ruby 拡張 作り方については、この辺りが参考になりそう。
mrubyの拡張モジュールであるmrbgemのテンプレートを自動で生成するmrbgem作った mrbgemsの作り方メモ(勉強中) ireq とは まだ全然わかってないが、この辺り。
https://github.com/mruby/mruby/issues/944#issuecomment-14556703 ライブラリ構成 以下の4つが定義されているが、現在提供されているのはミニマルのみ?
ミニマル: 実行に必要な最低限の機能 スタンダード: JIS X 3017 規格相当 フル: MRI(CRuby) のフル機能相当 ドメイン別: 製品ドメイン別の拡張ライブラリ 参考リンク オフィシャルページ ソース Github 軽量 Ruby のご紹介と 軽量 Ruby フォーラムのご案内 IIJ 軽量Rubyへの取り組み mruby Advent Calendar 2013 mruby のビルド方法 mrubyのバイトコードフォーマット解説
mruby とは
組込み向けに軽量化されたRuby。mruby 単体で実行するというよりは、組み込み機器や Cなどで書いたアプリのなかに、まるごとmrubyアプリケーション+実行環境
を組み込んで利用する感じ。
40才にもなって、blog デビュー。福岡でインフラエンジニアやってます。大量のサーバに ssh で接続して作業しているおっさん。